メイグランド
- 収穫期
7月中旬〜下旬
- 特徴
アメリカで「レッドグランド」と「アーリーサングランド」をかけ合わせて育成されたネクタリンです。
果実は150〜200gの大きさで着色は良好。光沢があり外観は美しく、果肉は黄色で日持ちも良好。
無袋栽培が可能。桃の収穫ピークになる前に収穫できるため、ネクタリンの主力品種となっています。
メイグランド 年間栽培スケジュール
栽培のポイント
- 美味しいもも・ネクタリンを収穫するには、樹全体に太陽の光を当て、光合成により作られた栄養分を 果実に蓄えさせることが重要です。
- 樹を弱らせることなく果実に栄養をいき渡らせるためには、良い枝をバランスよく整えるせん 定作業を行います。
- 樹間を広くし樹を低く仕立てることで、日当たりの確保と病害虫防除等の向上、脚立作業を 少なくし管理・収穫作業の負担軽減ができます。
- もも・ネクタリンの大きさや糖度を確保するためには、1本の樹から収穫する数や、どの枝に実を付ける かが重要です。
- 最高の状態で販売するためには、もも・ネクタリンが鮮やかに色付き、熟した実を収穫適時に収穫し出 荷しましょう。
もも・ネクタリン栽培作業一覧
作業項目 | 作業時期 | 動画 | 解説ポイント |
苗木の植付け・管理 | 11月中下旬〜12月初旬 | わら巻き | 苗木の植付け・管理 |
せん定作業 | 1月〜3月 | せん定作業 | |
せん定(1年樹) | 2月〜3月 | 1年樹 | |
せん定(2年樹) | 2月 | 2年樹-1 2年樹-2 |
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せん定 (3年樹) | 1月〜2月 | 3年樹-1 3年樹-2 |
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摘蕾・摘花 | 3月〜4月 | 実施時期 短果枝 中果枝 長果枝 |
摘蕾・摘花 |
人工受粉 | 4月中旬〜下旬 | 受粉 | 開葯と人工授粉 |
新梢管理 | 5月〜7月 | 新梢管理 | |
摘果(予備・本摘果) | 5月〜6月 | 双杯果 短果枝 中果枝 長果枝 |
摘果 |
摘果(仕上げ摘果) | 6月下旬 | 仕上げ摘果 | |
着色(袋外し) | 7月下旬〜8月上旬 | 除袋 | 着色管理、新梢管理等 |
着色(葉摘み) | 7月下旬〜8月中旬 | 着色管理、新梢管理等 | |
着色(反射マルチ) | 7月下旬〜8月中旬 | 着色管理、新梢管理等 | |
着色(新梢管理) | 7月下旬〜8月中旬 | 着色管理、新梢管理等 | |
収穫 | 7月下旬〜9月上旬 | 説明 実演 |
収穫 |
秋季せん定 | 9月中旬 | 秋季せん定 | 秋季 せん定 |
潅水、施肥、土づく り | 適時 | 潅水、施肥、 土づくり |
メイグランドの栽培マニュアル
せん定方法
病害虫対策
主な病害虫について
主な病害虫とその対策等は、次の病害虫項目から長野県農業関係試験場の農作物病害虫データベースをご覧ください