大室古墳群は、松代町大室を中心として分布する約500基の古墳群の総称です。石を積み上げて墳丘とした「積石塚」と呼ばれる古墳や、「合掌形石室」と呼ばれる特殊な埋葬施設が集中することから、他に例を見ない遺跡として平成9年7月28日に国の史跡に指定されました。
古墳群は、北朝鮮から中国東北地方の高句麗に多く見られる積石塚であることから、東北アジアの騎馬民族が渡来し、この地に定着してつくったものといわれています。
平成14年7月にオープンした大室古墳館では、模型などを使ってわかりやすく解説しています。